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転職4回のうち3回は、辞めるきっかけが自分発じゃなかった
転職は4回。そのうち3回は、辞めるきっかけを自分で決めていません。部署がなくなる、契約が終わる、ポジションが閉じる。どれも外から来ました。
それでも年収は240万から800万まで、毎回上がっています。何をしていたかを書きます。
この記事の要点
- 転職4回のうち3回は、きっかけが自分発ではなかった
- 知らされてから辞めるまでの猶予は回によってまったく違った
- それでも年収は240万から800万まで毎回上がった
- 効いたのは他社の選考状況の共有と、希望額を毎回上げたこと
- 予兆はほぼ無い。すぐ動けた理由は職務経歴書を更新していたこと
4回の内訳
社名は出しません。在籍期間と、辞めることになった理由だけ並べます。
| 在籍 | きっかけ | 知らされ方 | 転職後の年収 | |
|---|---|---|---|---|
| 1社目 | 4年ほど | IT部署の解体 | 全体会議で | 300万 |
| 2社目 | 1年あまり | SESで契約終了 | 更新の1か月前 | 500万 |
| 3社目 | 3年弱 | 方針が合わなかった | 自分の判断 | 600万 |
| 4社目 | 4年ほど | ポジションクローズ | 3か月前 | 800万 |
1社目のときの年収が240万です。そこから4回の転職で800万になりました。
知らされてから辞めるまでの猶予は、回によって違った
同じ「会社の都合で辞めることになる」でも、準備できる時間がまったく違います。
事前に知らされなかった回がある
1社目は、部署がなくなることを全体会議で知りました。
会社都合だった3回を並べます。
- 1社目 — 部署の解体を全体会議で知った
- 2社目 — SESの契約更新の1か月前
- 4社目 — ポジションクローズの3か月前。社内で別のポジションを提案されることはありませんでした
はっきり日数が分かっている2回でも、1か月と3か月で3倍の開きがあります。自分の場合、この差はそのまま次を探す時間の差になりました。
3回目だけは、自分で決めた
3社目だけは外から来た話ではありません。会社がSalesforceへの移行を進める方針になり、そこで考えたことがあります。
Salesforceエンジニアになると、自分の市場価値が固定化しやすい。Salesforceに限る話かは分かりませんが、特定の製品に寄るほど次に動きにくくなると思っています。
会社の判断が間違っていたという話ではありません。会社の方針と自分の方向性が、そこで分かれたというだけです。
だから4回のうち3回、というのが正確なところです。
それでも年収は毎回上がった
240 → 300 → 500 → 600 → 800。4回とも上がっています。
きっかけが自分発でない転職は、足元を見られそうに思えます。実際にはそうなりませんでした。振り返って効いたと思っているのは2つです(1回目は1社しか受けていないので、①は当てはまりません)。
① 他社の選考状況を共有する
他の会社も受けていることを伝えていました。具体的な条件が提示された会社があれば、その内容も共有しています。
隠さずに出していました。結果として、希望額に近い条件が出ています。
② 希望額を毎回上げて出す
希望年収は、毎回50万から100万のアップで提示しています。現職の額に少し足す、ではありません。
この2つだけです。特別な交渉術は使っていません。
予兆は、ほとんど無かった
「兆候に気づけば準備できる」という話をよく見ますが、自分の場合はほぼ気づけませんでした。
後から振り返って思い当たるのは2つだけです。1社目は上司が退職しました。4社目は、会社全体の売上が落ちていました。
どちらも当時は「だから自分のポジションが無くなる」とは結びつけていません。後から並べて初めて線になった程度です。
だから、備えるのは予兆の察知ではない
自分の4回では、予兆を読んで備えるということができませんでした。実際に効いたのは別のことです。
- 職務経歴書を定期的に更新しておく — 知らされてすぐ動けたのはこれが理由
- 資格の勉強を続ける(情報処理安全確保支援士など)
- ISOやSOXのような、会社が変わっても残る枠組みを理解しておく
4社目のとき、知らされてからすぐ転職活動を始められました。書類を作るところから始めていたら、この出足にはならなかったと思います。
猶予3か月の中で、103社に応募した
4社目のときは記録が残っています。通知の時期だけは、退職月からの逆算です。
| 出来事 | 時期 |
|---|---|
| ポジションクローズを知らされる | 2023年9月ごろ(退職月からの逆算) |
| 103社に応募 | 2023年9月13日〜11月14日 |
| 退職 | 2023年12月 |
| 次の入社 | 2024年3月 |
応募は、退職の前に終わっています。3か月の猶予の中で出し切った形になりました。
そして1月と2月は、在職していない状態でした(退職から入社まで2〜3か月)。3か月の猶予があって内定が3社出ても、空白はできました。
詳しい内訳は103社応募した記録に書いています。
会社都合か自己都合かは、面接で問題にならなかった
よく心配される点ですが、選考でマイナスに働いた実感はありません。
相当おかしな理由でない限り、面接官は気にしていないという印象でした。
取り繕う必要は無かった、というのが4回やってみた感想です。
3回目までの記録は残っていない
正直に書いておきます。きちんと記録を取っていたのは4回目だけです。
1回目は1社、2回目と3回目は20社前後に応募したと記憶していますが、応募先も、選考の経過も残っていません。当時の場面で覚えていることもありません。
この記事で数字が細かいのは4回目の話だけです。それ以外は記録にないとだけ書いておきます。
まとめ
- 転職4回のうち3回は、きっかけが自分発ではなかった。残り1回は自分の判断
- 猶予は1か月の回と3か月の回があった。同じ「会社都合」でも準備時間は違う
- それでも年収は240万から800万まで毎回上がった
- 効いたのは他社の選考状況を共有することと、希望額を毎回50〜100万上げて出すこと
- 自分の4回では予兆を読んで備えられなかった。すぐ動けたのは職務経歴書を更新していたから
一人分の記録です。ただ、4回とも自分から辞めると決めたわけではないという前提で読んでもらえると、数字の意味が変わると思います。